北京

雑感

言葉が不安なのでタクシーには乗りたくないし、バスは揺れが激しくて疲れるので、今のところ移動はもっぱら徒歩か地下鉄を使っている。 地下鉄に乗っていると、お年寄りや子ども連れの女性に席を譲る光景をよく見かける。それもけっこうごく自然に行われてい…

学会に行ってみた

きょうと明日の二日間、北京大学で「北京大学日本学研究国際研討会」という学会が開かれている。週末は家でのんびりしたいので、はじめは行く気がしなかったが、中国の学会がどのようなものなのか興味が出てきて、散歩がてら学会を覗いてきた。 分科会のほと…

娯楽

北京は娯楽が少ないのだ。いや、娯楽はあることはあるのだけど、私のような安い給料では、それほど頻繁に遊びに出かけるわけにもいかない。おそらく留学生も似たような状況なのだろう。駐在員なら遊び回れるだろうけれど。それで、結局、楽しみは食べること…

教えやすいのは、教えにくいところ

日本文化は、古来、中国文化の影響を受けてきた。なので、中国人の学生に日本文化を説明する際に、日本と同じような文化が中国にもあると、説明が簡略化できて助かる。だが、このことにも一長一短がある。個人的に残念に思うのは、せっかく日本のある文化に…

ルール

正直に言うと、中国生活は私に合わないなと思う今日この頃。別に中国が嫌いとか好きとか、そういう問題ではなくて(実際、現時点で私は中国が嫌いではない)、ただ肌が合いそうもないと直感的に思う。生活に慣れたら、この第一印象も修正されることになるか…

ノートに関する一考察

授業が始まって一ヶ月。中国は、今、国慶節で、学校も来週の一週間はお休みだ。慣れない仕事で、疲れがピークに達していたので、この大型連休は非常にありがたい。国慶節の時期は、どこも人でいっぱいと聞くので、おとなしく部屋で休んでいようと思う。 それ…

広い

今週は、体調を崩してしまって、つらい仕事だった。これまでの疲れがどっと出たのだろうか。おかげで、どの授業もうまくいかずくやしい思いをする。学生には申し訳ないとも思う。 はじめから完璧な授業ができる人などいないだろうけど、なかなか自分の教え方…

難しい

学校が始まって2週間がたち、ようやく担当する全クラスを一周した。2年生と3年生と4年生を担当している。さすがに、4年生あたりになると、かなり日本語の力もあるので、授業もやりやすいのだが、2年生はまだ日本語の勉強をはじめて一年なので、お互いに言い…

はじめての授業

きょうは、はじめての授業。昨日から、緊張で食欲がなかった。なにしろわからないことが多い。そもそも、授業をやること自体、私にとってはじめてのことだ。どのような準備をして、どのように授業を進めて良いのかがわからない。また、担当する中国人学生の…

授業の準備に苦悩

もうすぐ授業がはじまるというのに、なかなか準備がはかどらず不安に陥る。なにしろはじめてづくしなので、何をやるのも大変だ。日本語の新聞を手に入れるのでさえ、まごついてしまう。こんな状態で、まともに授業の準備ができるのか。自分で教材を作らねば…

横断歩道も命がけ

きょうは身体検査を受けに行く。 昨日、連絡されたとおりに、待ち合わせの場所で立っていると、ぞろぞろと留学生か新任の外国人教師が集まってくる。集合時間になって、大学の担当者の先生が来て、バスに乗せられて、北京保健中心(?)というところに連れて…

この先、どうなることやら

午前中、外国人教師の面倒を見てくれている先生のところに行く。連絡事項を聞く。明日は、身体検査だ。 その後、お昼を食べに行く。今日は、大学のすぐ近くにあるホテルの日本料理屋に行く。コロッケ定食を食べた。日本の食堂のように、和食や洋食があって、…

分からないことばかり

日本を旅発つ前に発送していた荷物が届いた。午前中、やることがないのでのんびりしていると、突然電話が鳴る。しかし、英語と中国語混じりの電話だったので、要領がつかめない。とにかく下の階に降りてこいというので、急いで部屋を出て行くと、男の人が一…

北京二日目

実家に連絡をしようと持ってきた携帯電話で、実家に電話をかけたが、うまくつながらない。ローミングがうまくいかないのか。原因がよく分からない。 大学とその付近にあるお店を教えてもらう。大学内には、日本の大学の生協のような、ちょっとした生活用品が…

いざ、北京へ

いよいよ中国、北京に出発だ。家族で、成田空港に向かう。成田は初めてだ。空港で、飛行機のチェックインをしようとすると、けっこう並んでいる。30分以上並んでようやくチェックインが完了。この時、手荷物で大きなリュックサックとパソコンを入れるキャリ…