2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

学会に行ってみた

きょうと明日の二日間、北京大学で「北京大学日本学研究国際研討会」という学会が開かれている。週末は家でのんびりしたいので、はじめは行く気がしなかったが、中国の学会がどのようなものなのか興味が出てきて、散歩がてら学会を覗いてきた。 分科会のほと…

『成長するティップス先生』

◆池田輝政、戸田山和久、近田政博、中井 俊樹『成長するティップス先生―授業デザインのための秘訣集』玉川大学出版部、2001年4月 最近は、授業法に関して書かれているサイトや本を手当たり次第読んでいる。ひたすら授業法についての勉強の日々。どういう授業…

娯楽

北京は娯楽が少ないのだ。いや、娯楽はあることはあるのだけど、私のような安い給料では、それほど頻繁に遊びに出かけるわけにもいかない。おそらく留学生も似たような状況なのだろう。駐在員なら遊び回れるだろうけれど。それで、結局、楽しみは食べること…

教えやすいのは、教えにくいところ

日本文化は、古来、中国文化の影響を受けてきた。なので、中国人の学生に日本文化を説明する際に、日本と同じような文化が中国にもあると、説明が簡略化できて助かる。だが、このことにも一長一短がある。個人的に残念に思うのは、せっかく日本のある文化に…

ルール

正直に言うと、中国生活は私に合わないなと思う今日この頃。別に中国が嫌いとか好きとか、そういう問題ではなくて(実際、現時点で私は中国が嫌いではない)、ただ肌が合いそうもないと直感的に思う。生活に慣れたら、この第一印象も修正されることになるか…

すばらしい

NHKのサイトで採用情報を見ていたら、「大学院後期博士課程は社会人としての勤務経験と同等とみなします。」という一文を見つけた。たぶん研究職だからだろうけれど。しかし、これは大学院生にとってはうれしいことだと思う。こうやって、一般社会におい…

網野善彦『日本中世に何が起きたか』

◆網野善彦『日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」』洋泉社MC新書 この洋泉社のモダンクラシックス新書は、新書にしては値段が高い。なぜだろう。この本も1500円する。新書で1000円を超えると、良い本でも買うのにためらってしまうだろう。他に…

人に何かを教えたがることについて

いわゆる新人類世代というのは、結局のところ、他人に何かを教えたがる世代なんじゃないかと思う。(もしかすると、世代の問題ではないかもしれないが、とりあえず世代でくくってみる。) 下の世代から見ると、彼らの教えたがり的なところが、非常に厄介とい…