三島由紀夫『英霊の聲』

三島由紀夫『英霊の聲』河出文庫、2005年10月
もとの本は1966年に出ている。「二・二六事件三部作」という形の本。「英霊の聲」と「憂国」と「十日の菊」の三つの作品に、「二・二六事件と私」という三島自身による解説のようなエッセイが付されている。
「十日の菊」は戯曲なので「三部作」の中では比較的理解しやすいのだが、「英霊の聲」は、何度読んでみてもよく分からない。

英霊の聲 オリジナル版 (河出文庫)

英霊の聲 オリジナル版 (河出文庫)