時々、講義を受けていると虚しくなる時がある。講義が退屈だ、という理由ではなくて、自分がいつまで講義を聞く側にいるのだろうと。大学には、思えばもう小中学校の年数よりも多くいる。このままでいいのか、講義を聞いている自分の姿が不甲斐なく感じるのだ。黒板を背に立つ日がやってくるのだろうか。それとも、永遠に黒板を見つめる側で居続けるのだろうか。