2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

酒井聡樹『これから論文を書く若者のために』

◆酒井聡樹『これから論文を書く若者のために』共立出版、2002年5月 タイトル通り、これから論文を書く人、特に公に発表することになる投稿論文を書く人向けの本。論文を書く心構えから、論文を書く技術的なことまで説明してあり、学術論文のルールを指導教官…

これから論文を書きます

◆酒井聡樹『これから論文を書く若者のために』共立出版、2002年5月ISBN:4320005643 最近、はてなブックマーク経由で、著者の酒井氏のホームページ*1を知り、そこに書かれてあった文章に衝撃を受けて、さっそくこの本を買ってみた。氏が、ホームページで「な…

北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』

◆北田暁大『嗤う日本「ナショナリズム」』日本放送出版協会、2005年2月 以前に、雑誌『世界』で書いた2ちゃんねる論を下敷きに、そこに至るまでの歴史を「反省」をキーワードに追いかけた本。 もとになっている『世界』(2003年11月号)の「嗤う日本のナショ…

読みたかった本

◆北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』日本放送出版協会、2005年2月ISBN:4140910240 これは読んでおきたいと思った本。内容が気になる。

ソフィア・コッポラ『ロスト・イン・トランスレーション』

◆『ロスト・イン・トランスレーション』監督:ソフィア・コッポラ/2003年/アメリカ/102分 「東京」を舞台にしているというので見に行った。とりたてて難解な映画ではないけれど、あまり面白い映画だとは思わなかった。 異国である東京に仕事でやってきて…

気になる本

◆増田聡・谷口文和『音楽未来形 デジタル時代の音楽文化のゆくえ』洋泉社、2005年3月ISBN:4896918991 音楽学も、音楽そのものも非常に苦手なのだけど、とりあえず「文化」研究の本として気になる本なのだ。たぶん分からないことが多いだろうけど、がんばって…

庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』

◆庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』中公文庫、1973年6月 「セカイ系」なんてものがある現在の文学と、この小説はどこか繋がるところがあるのかどうか。そんなことが気になる。 ここでは、「戦後民主主義」というものが主題となっている。「ぼく」は母親から…

ゴシック名訳

◆東雅夫編『伝奇ノ匣8 ゴシック名訳集成 暴夜幻想譚』学研M文庫ISBN:4059003360 「暴夜」と書いて「アラビア」と読むのが面白い。暴走族みたいだ。以前にも、この『ゴシック名訳集成』は買っている。けっこうこのシリーズは楽しみにしているのだ。とは言って…

矢口史靖『スウィングガールズ』

◆『スウィングガールズ』監督:矢口史靖/2004年/東宝/105分 オリバー・ストーンの超大作を見た後に、あまり良い言い方ではないが、こぢんまりとした作品を見る。しかし、映画の規模は段違いに差があっても、作品そのものの質は、こちらのほうが断然上では…

オリバー・ストーン『アレキサンダー』

◆『アレキサンダー』監督:オリバー・ストーン/アメリカ/173分 映画の日に何を見ようかと探していたところ、近所の映画館で『アレキサンダー』をやっていた。監督の名前を見ると、オリバー・ストーンとあるので、とりあえず見に行くことにした。上映時間が…