これから論文を書きます

◆酒井聡樹『これから論文を書く若者のために』共立出版、2002年5月ISBN:4320005643
最近、はてなブックマーク経由で、著者の酒井氏のホームページ*1を知り、そこに書かれてあった文章に衝撃を受けて、さっそくこの本を買ってみた。氏が、ホームページで「なかなか論文を書けない理由」というのを書いているのだけど、たとえば「書く意志が弱い」とか「自分の研究成果の価値判断が出来ない」などという理由は、まさしく今の私自身に当てはまる。そのとおり、今の私は論文を絶対に完成させるという意志が弱いし、自分の今やっている研究テーマにどんな価値があるのかわからず、今の自分には到底論文を書く力がないので、もっとたくさん勉強すると言い訳しながら、論文を書くことから逃げているのだ。これではいけないと思いつつも、やっぱり実力がないと言い訳をしてしまう。論文を書きあげるという「強い意志」、これが自分には欠けているなあと反省した。
そういうわけで、この本に興味を持った。この本を読んで、すぐにでも論文を書き始めようと思う。そして、今度こそ最後まで論文を書こう。