2006-06-13 塙幸成『初恋』 映画感想 ◆『初恋』監督:塙幸成/2006年/日本/114分 宮崎あおいが、あの3億円事件の実行犯を演じるということで、ちょっと期待して見に行く。この事件は、68年に起きていたのか。というわけで、学生運動といった時代背景が強調される。革命と恋。これが映画の主題なのだろう。映画は、事件の真相を暴くのではなく、事件をネタにしたメロドラマとなっている。アイデアは面白いが、物語はいまいちかもしれない。