2004年も終る

ここのところ、めっきり更新頻度が落ちている。最近、バタバタしていてまったく本を読んでいない、というのが最大の原因。
明日から実家に帰省。ということで、2004年の日記の更新もきょうが最後。今年は日記をたくさん書いた。この日記ぐらい、論文が書ければ良かったのだが。過ぎたことを振り返っても仕方がないので、前向きに来年こそはバリバリ論文を書こうと決意。
日記のカテゴリーで、これまで「今日仕入れた本」というのがあったが、その名前をシンプルに「購入本」に修正した。すぐに修正できるかと思ったが、これがかなりの量で、非常に面倒な作業になってしまった。まさしく年末の大掃除という感じだ。最近はあまり本を買っていなかったけど、夏頃まではほぼ一日おきに何か本を買っていた。はっきり言って異常だ。自分のことが恐ろしくなった。この作業中、過去の日記を読んでいたのだが、いくつか新たな発見があって面白かった。
「今日仕入れた本」という名称はオリジナリティがあると、自分ではお気に入りの名称だった。まあ、カテゴリー名は分かりやすければいいのだが。「今日の読了本」はずっと残していくつもり。この名称もけっこう気に入っている。
さて今年を振り返ってみると、まず研究生活はまったくダメだったことが挙げられる。これは反省しなくてはいけない。来年はしっかり研究をやって論文をせっせと書こう。
それから、読書もまだまだ足りない。年間1000冊の道には、ほど遠い状態。もっとスピードを上げて、そしていろんなジャンルの本を読まないと。知識の足りなさを今年は痛感した。
映画に関しては、久しぶりにたくさん見た。50本ぐらいだから、たいした本数ではないけれど、ここ数年、年間で10本ぐらいしか見ていなかったので。今年は、小津安二郎の特集、そして吉田喜重の特集を見たのが収穫。特に吉田喜重に関しては、これまでの全作品を見たので、自分にとって大きな財産になると思う。また小津映画のすばらしさを発見できたことも、自分のなかでは重要な出来事だった。日本の映画を見ることが多かったけど、海外の映画も良かった。ペドロ・コスタの映画なんて理解できなかったけど、かなり衝撃的だった。
2004年の分の日記は、紙媒体にしてみようかなと思っている。せっかくのはてなのサービスなので、一度利用してみたかったのだ。2004年の分だけでも、かなりのボリュームがある。おそらく原稿用紙で300枚以上はあるのではないかと予想している。充分一冊の単行本になる量だ。ああ、これがほんとの出版だったらうれしいのに…。
自分自身による自分のための本ということで満足するとしよう*1

*1:ほかに欲しい人っているのかなあ?