けっこう期待できるのでは

◆C・ノリス『ポール・ド・マン法政大学出版局
これは、けっこう期待できる本なのでは。ド・マンの研究書って、ほかにあるのかなあ?私は寡聞にして知らないのだけど。というか、未だド・マンの主要な著作が訳されていないのか。この状況は問題あるだろう。これはなんとかしないといけないのでは(→英文学会の人たち)。『読みのアレゴリー』とか『盲目と洞察』あたりは、一度は読みたいと思う。(英語で読めば良いのだけど)
ノリスは、デリダについて書いていたりして、ディコンストラクションを語るにはうってつけの人なんだろうと思う。だから、この本に期待しているのだ。