先週読んだ本のメモ
◆村上春樹『海辺のカフカ』(上)(下)新潮文庫、2005年3月
私は、面白いとは思わなかったけど、この作品の評価はどうなっているのだろう?。四国が舞台だったり、全共闘の記憶が語られていたりして、大江健三郎を思い出してしまうが、この関連はどうなっているのだろう。「カフカ」少年は、いつも顔が赤くなって面白い。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/02/28
- メディア: 文庫
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いしいしんじについては、『現代小説のレッスン』を読んで知った。気になって、文庫になったこの本を読んでみたが、これは良かった。他の作品も読みたくなった。『海辺のカフカ』よりも上質な物語だと思う。「とん、たたん、とん」という麦ふみの音とともに、祖父、父、そして「ねこ」と呼ばれる少年の3人の男の物語が語られていく。
- 作者: いしいしんじ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/07/28
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これも面白い小説だった。収められた作品はどれも、登場人物が時間つぶしにあるいはぶらぶら散歩しながら会話をしつづけるだけなのに面白い。
- 作者: 保坂和志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/07
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