Reading Baton
私の音楽の趣味はかなり恥ずかしいもので、人前にさらす勇気が出ず、Musical Batonはスルーしてしまいました。バトンを送って下さった方、どうもすみません。
本についてなら、なんとか書けそうなので、ためしにやってみます。
持っている本の冊数
今住んでいる部屋には、たぶん1000冊ぐらいあると思う。去年までは、毎日のように本を買っていたけど、今年になって買うのを控えている。部屋中に積んである本が、今にも崩れてきそうなので。
最後に買った本
というわけで、きょう買った『掌の小説』。
特別な思い入れのある本、心に残った本五冊
ハスミストかつ小津安二郎の崇拝者なので、『監督小津安二郎』(ISBN:4480873414)は永遠の名著。この本を読まずに「小津」(あるいは「映画」)を語る人の言葉は、基本的に信用しない。
中上健次は良いなあと思う。一つ挙げれば、『地の果て 至上の時』(ISBN:4101274037)になるだろうか。私は長篇小説がどちらかというと好きだ。バルザックとかドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』(ISBN:4102010106)は、世界中の人々が読むべき本なのではないかと思う。さらに、このサイトのタイトルの元になったフォークナーの『響きと怒り』(ISBN:4061975773)があれば、おそらく無人島で生活することになったとしても退屈しないと思う。思い入れの最後の一冊は、やはり漱石から選びたい。漱石の作品から一つを選ぶのも難しいが、長篇ということにこだわって『明暗』(ISBN:4003101146)を挙げておこう。
バトンは、ここで止めさせて頂きます。すみません。