必要な教養の一つだ

やっぱり文化や文学を研究するときに必要だと思われる教養が一つある。それは、聖書だ。聖書は読んでおくべきだと思っていたけど、今までどうしても取っつきにくい印象があって、はじめの数ページで挫折ばかりしてきた。旧約のほうは、昔岩波文庫のもので、いくらか読んだ覚えがあるのだけど、新約はほんとに数ページだけ。これではいけない、と最近思い始めて、本棚から聖書を引っ張り出してきた。今度こそは、全部読み通すつもり。
読み通すといえば、まだ大塚英志の『サブカルチャー文学論』を読んでいなかった。いや、加藤典洋の『テクストから遠く離れて』も手をつけていない。*1未読の本が増えている。

*1:ところで、『テクストから遠く離れて』というタイトルは、確実に蓮實重彦の『小説から遠く離れて』を意識しているなあと、最近気がついた。