2004-06-16から1日間の記事一覧

他者と出会う

なかなか自分のなかで考えがまとまらないけど、気になっていることがある。それは、「他者」と出会うということについてだ。 気になって考えているということというのは、何か考える時にできるだけ自分と異質な考えに自分をぶつけてみると良い、異質な分だけ…

反省しなくてはいけない

散々、この日記で愚痴をこぼしていた研究室の雑誌がとうとう出来上がった。ページの余白設定において、去年と同じ設定ミスをしてしまい、自分の力が及ばなかったことを反省。他人に文句を言う前に、我が身を振り返るべきだった…。思い通りの雑誌に仕上がらな…

文学理論の存在価値

上記のレポート術は、適当に考えたことだけど、それにしても「文学理論」というものをどう考えたらよいのか、ということに頭を悩ます。午前中、岩波講座文学の別巻『文学理論』を少し読んだからだ。たしか一番始めに沼野充義氏が文章を書いていたのだけど、…

お手軽レポート術

高校生や、大学生で、もし何か文学作品を論じるレポートが課されたら、簡単にだれでも書けるネタがある。 とにかく、女性が主人公の小説を読んで、論じるときは、たとえば「この女性は男性の価値観に抑圧(疎外)されている」とか「○○という女性登場人物は、…

限定復刊、のこりあと僅か

◆大岡昇平『堺港攘夷始末』中公文庫 ◆安部公房『カンガルーノート』新潮文庫 本当は、高橋源一郎の文庫本『日本文学盛衰史』を買いに本屋に寄ったのだが、棚をぶらぶら見ていると、限定復刊の文字が目に入る。おまけに、ご丁寧にここにあるだけ、とまで書い…