2005-03-11から1日間の記事一覧

ヴォルガング・ベッカー『グッバイ、レーニン!』

◆『グッバイ、レーニン!』監督:ヴォルガング・ベッカー/2003年/ドイツ/121分 微妙な映画。設定は浦島太郎のような物語で、母が昏睡状態の間にベルリンの壁は崩壊し、まったく別の社会に変化してしまった。しかし、母にその事実を教えたら、ひどいショッ…

太田省一『社会は笑う』

◆太田省一『社会は笑う ボケとツッコミの人間関係』青弓社、2002年4月 ボケとツッコミというマンザイの関係を、笑いの基本構造として、この構造を通して80年代の日本の「笑い」の世界を分析した本。 ボケというのが、ある意味規範からの逸脱することであると…

表紙に惹かれる

◆松浦理英子ほか『たけくらべ 現代語訳・樋口一葉』河出文庫、2004年12月ISBN:4309407315 ◆伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』新潮文庫、2005年3月ISBN:4101167311 ◆島本理生『ナラタージュ』角川書店、2005年2月ISBN:404873590X 『感性の変革』を読んで、一葉…