2003-12-01から1日間の記事一覧

◆ましこひでのり『増補新版 イデオロギーとしての「日本」 「国語」「日本史」の知識社会学』三元社 この手の本だと一時期『「国語」という思想』が有名になっていたけど、この本もかなり面白い。それにしてもこの本は三度目の出版だ。この研究へのこだわり…

みすず書房のサイトで「最新ニュース」をみると、こんど「ロラン・バルト著作集 全10巻」が出るのですね。これは大変だ。全10巻か…。全巻揃えるのはまず無理っぽい。新訳で『神話作用』が出るみたいだから、これは買っておきたい。『神話作用』は今でも現代…

四方田犬彦『ソウルの風景』

◆四方田犬彦『ソウルの風景』岩波新書 以下の文章は、研究のためのメモ。 こうした国民性というものは、あたかも先験的にそれぞれの民族に与えられているように語られるが、実際のところさまざま歴史的要因が作用することによって成立したものに他ならない。…