感動2.0

ときどき、「〜〜コンサルティング」だとか称して、俗流心理学を振りかざし、自己啓発的な文章を書いているブログとか目にするけど、本当にバカらしい。その一方で、ああいう文章を読んで、「感動した」「人生で大切なことだ」「仕事に役立つ」などと真に受ける読者もどうかと思うが。
要するに、自己啓発系の文章なんて、セカチューとか韓流ドラマと変わらない。いかに読者を「泣かせる」かが勝負なわけで、つまり「感動」の押し売りではないか。そして、その「感動」にむりやり道徳的な説教をつける。「感動」と「道徳」のバリューセット。それが自己啓発のやり方なのだろう。
安っぽい「感動」に騙されないことのほうが、よっぽど必要なことだと思う。