◆阿部和重『ABC戦争 plus 2 stories』新潮文庫、2002年6月 山形へ向かう新幹線のトイレのなかで、語り手は壁に落書きを見つける。無数の落書きのなかから、「適度な色気を得た「山形」と'YAMAGATA'」という文字を見つける――「ABC戦争」はこうして語り始めら…
この間の日記*1で、私にとって蓮實重彦の批評は、「この映画を見たい!」と思わせるものなのだという主旨のことを書いた。これは私が日頃から感じていた印象論を記したにすぎないのだが、仲俣暁生氏のはてなダイアリーの「ぼくが映画を観ない理由」*2という…
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