2004-07-22から1日間の記事一覧

これからのことを考える

休みを取ったおかげで、頭の中はすっきりしてちょっと気持ちに余裕がでた。周りで何が起ころうとも、我が道を行くぐらいの余裕を持つべきなのだろう。研究者というのは、ある程度図太さが必要なのだ。 などと思うが、やはりあんまり余裕すぎても、ちっとも前…

『雪国』と映画

◆川端康成『雪国』新潮文庫 ◆三島由紀夫『音楽』新潮文庫 『雪国』という作品は、しばしば冒頭部分が取り上げられ論じられることが多いのだけど、映画と文学の関わりを調べる人にとっては、ラストシーンのほうが重要だ。この小説の最後に、映画の上映が繭倉…