2004-06-23から1日間の記事一覧

なんだかぴったり当てはまっているような気がする

前にも日記に書いたけど、『ユリイカ』5月号の「鬱」特集を読む。十川幸司「『自己への配慮」を読んで、驚く。 この中で、十川氏は鬱病に関する理論的テクストで重要なものは二つだと述べ、テレンバッハ『メランコリー』とフロイトの『悲哀とメランコリー』…

不思議な世界

◆安部公房『カンガルー・ノート』新潮文庫 なんだか何が書かれているのか分かったようで、分からない不思議な小説。安部公房の最後の長篇小説ということらしい。安部公房自身、病気などで入院したいたこともあり、病院のベッドが物語のエンジンとなっている…

買ってしまった

◆高橋源一郎『日本文学盛衰史』講談社文庫 結局、我慢できなくて購入してしまった。単行本より文庫本のほうが読みやすい。がんばって、読み通そう。もう一冊ぐらい買って、一冊は書き込み用の本にしたいなあ。