◆丹生谷貴志『三島由紀夫とフーコー <不在>の思考』青土社、2004年12月
タイトルからこの本は、三島の思想とフーコーの思想を比較したものだと思いこんでいたのだが、読んでみるとちがった。単に三島論とフーコー論が収められているだけだった。この点、ちょっと期待はずれだ。それぞれの論は、なかなか面白いものではあったが。(とは言うものの、フーコー論のほうは、私の哲学に関する知識不足ゆえか、あまりよく理解できなかった。)
- 作者: 丹生谷貴志
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 単行本
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