久しぶりに本を買う

庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』中公文庫、1973年6月ISBN:4122041007
◆西川祐子『住まいと家族をめぐる物語』集英社新書、2004年10月ISBN:4087202631
二つの本とも、ずっと気になっていたものだ。
『赤頭巾ちゃん気をつけて』は、やはり村上春樹の源流として、一度は読んでおきたい。もしかすると、現代文学の流れを作った作品かもしれないのでは?戦後の文学史では欠かせない小説だと思う。
後藤明生の小説を読んで、「団地」が気になった。「団地」を含めて、日本の「家」についての研究を行っている西川氏の本ならば、何か参考になることが書いてあるかもしれない、そんなことを思って購入。後藤明生を読み解くヒントがあるとうれしい。