阿部和重特集

◆『群像』2005年3月号、第60巻第3号
◆『文學界』2005年3月号、第59巻第3号
阿部和重が特集されているということで、2冊も雑誌を購入してしまった。
『群像』では、佐々木敦が相手となって、「芥川賞受賞記念インタビュー ポスト・ネットの時代の文学」という記事がある。
文學界』は、「[特集]阿部和重とこの時代」と題した特集が組まれている。内容は以下の通り。

蓮實重彦阿部和重形式主義の強みと怖さをめぐって」
青山真治「僕たちの「みなごろし」」
・伊藤氏貴「<おわり>なき闘いへのエール」
福永信「「だ/ダ小説」」
松本健一「阿部作品の破壊力」
池上冬樹「"パルプ・ノワール"との親和性」

それから、中原昌也阿部和重のコンビで「シネマの記憶喪失」が新たに始まる。
いろいろ読んで勉強しておこう。阿部和重論などが書けたらいいなあと思う。