興味深い本

◆根本美作子『眠りと文学 プルーストカフカ、谷崎は何を描いたか』中公新書
プルーストカフカと谷崎の3人を並べて論じるというのが、私にはとても新鮮に写る。文学における<夢>というのは、しばしば論じられることがあるけれど、<夢>と言わずあえて<眠り>とするところも興味深い。