去年から、研究室で論文集を作り始めたのだが、これがけっこう面倒な作業だ。
出来るだけお金をかけないで作りたいので、自分たちで版下までつくって印刷と製本だけを業者に頼む方法でやっている。で、その原稿の編集が厄介というか、素人の限界にぶつかり、日々悩まされる。
そもそもの問題点は、ワードではトンボ印刷ができないということにある。そして、なぜか一太郎ではトンボ印刷が出来る。というわけで、版下の原稿を一太郎で印刷することになる。が、ここで大きな困難にぶつかる。つまり、論文執筆者は当然のようにワードで原稿を書く*1。が、しかしワードのファイルを一太郎で読み込むと、どうしても細かい点でズレが生じたり、ワードでは表示できても一太郎では表示できない、ということも生じる。ここに素人の限界があり、こうなるとどうにもならない状態に陥る。
みんな自分がワードで書いたようにしたいのだろう。しかし、素人の私では、そんなことが不可能なのだった。
そこで、もし研究雑誌や紀要などの編集作業の経験がある方、なにとぞヒントを下さい。なにか便利なＤＴＰソフトがあるとか、お金があまりかからない方法で、うまく編集ができる方法があるとか教えて頂けると、今後の参考になると思うのです。やっぱり、ウィンドウズではこういう編集作業は無理なのでしょうか？？
*1:ウィンドウズのパソコンだとたいていワードが付いているから、みんな何の疑いもなくワードを使う
