絵画と文学の比較研究の基本文献

芳賀徹『絵画の領分』朝日新聞社
◆木股知史編『近代日本の象徴主義』おうふう
『絵画の領分』は古本で購入。以前にも古本で買ったが、重要な本なのでもう一冊買った。絵画と文学の比較研究は、この本が基本文献。何度も読む必要があるだろう。
絵画と文学の問題では、象徴主義は欠かせないジャンルだろう。というわけで、『近代日本の象徴主義』は日本における象徴主義の展開を鳥瞰する上で便利な一冊となるだろう。この本には、象徴主義と関連する作品や文献のさわりの部分とその解説が付いた本だ。日本における象徴主義の表現がいかなるものであったのか。興味深いテーマだ。