その1

浅羽通明の『大学で何を学ぶか』を読書中。まあ、たしかにこの本に書いてあることは頷けることであり、時にドキッとするのだけど、イマイチ内容が古いのではないか。あるいはステレオタイプな大学像(もしくは教授像)に頼っているのではないか、という印象もなきにしもあらず。読みながら、昔はそうだったかもしれないけど、今は違うんじゃない?と疑問に思うことも多々ある。元は1996年に出た本だけど、もう古くさいものになっているのだろうか、それとも私の認識が甘いのだろうか。名著とは思えないんだけどなあ。