2005-07-25から1日間の記事一覧

文学評論

◆蓮實重彦『魅せられて』河出書房新社、2005年7月(ISBN:4309017185) 樋口一葉から阿部和重まで。近現代の日本文学論。

川端康成『名人』

◆川端康成『名人』新潮文庫、1962年9月 私は、将棋や碁についてほとんど知識がないし、囲碁は一度もやったことがないので、この小説のなかの勝負の展開は理解できなかった。しかし、それでも最後のと言っても良い本因坊秀哉(しゅうさい)名人と大竹七段の勝負…

メモ――「極西」とは何か

「いま準備中の星野論、古川・舞城論はそれぞれ別の雑誌に載る別の原稿だが、自分では『続・極西文学論』としてまとめられるくらいの分量に、最終的にはなるように書きたいと思っている。」ということなので、きちんとした評論になったときに再度検討できる…