2004-06-26から1日間の記事一覧

ずいぶんと遠くまで来たなあ

◆高橋源一郎『日本文学盛衰史』講談社文庫 昨日と今日の二日掛けて、一気に読む。かなりというかめちゃくちゃ面白いではないか。今まで読まなかったことがすごく悔やまれる。雑誌連載の時から読んでおきたかった。 この本は良い。何かの間違いで、将来近代文…

名訳で読むゴシック

◆東雅夫編『ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語』学研M文庫 ◆ピエール・ブリュネル『変身の神話』人文書院 ゴシック作品をただ集めた本ではないところが重要。日夏耿之介が訳したポーの「大鴉」や「アッシャア屋形崩るるの記」なんてものが収められている。マニ…