2004-06-15から1日間の記事一覧

うれしい復刊

◆S・フェルマン『語る身体のスキャンダル』勁草書房 「書物復権」は、毎回重要な本が復刊されて、研究者にはうれしい企画だ。今年もけっこう良い本が、復刊されているので、できるだけ手に入れておきたい。その中の一冊が、このフェルマンの本だ。この本、…

私には違和感を覚える内容だが

◆堀内圭子『<快楽消費>する社会』中公新書 <快楽消費>という言葉に引かれて、図書館で借りて読んでみた。とても上手に書かれた文章で、説得力もある主張だ。本書のように研究論文を書くと良いのだろうなあと思う。論文の書き方として参考になる本だ。 し…