有賀誠ほか編『ポスト・リベラリズム』

◆有賀誠・伊藤恭彦・松井暁『ポスト・リベラリズム−社会的規範理論への招待−』ナカニシヤ出版、2000年3月
現代規範理論についての論文集。全部で13章に渡る。かなりバラエティに富んだ内容で、専門領域も複数に渡っているので、全部を読み通す必要はなかったなと反省。全部読み終えてから気がついた。
どんなテーマが扱われているか、各章のタイトルを挙げておこう。
「第1章 現代リベラリズム」「第2章 功利主義」「第3章 経済的リバタリアニズム」「第4章 倫理的リバタリアニズム」「第5章 現代コミュニタリアニズム」「第6章 社会主義」「第7章 ラディカル・デモクラシー」「第8章 討議的民主主義」「第9章 福祉理論」「第10章 批判的法学研究」「第11章 フェミニズム」「第12章 多文化主義」「第13章 エコロジー
私は、リバタリアニズムコミュニタリアニズムに関する章が面白かった。一気に読んだので疲れてしまい、後半部分はよく理解できていない。

ポスト・リベラリズム―社会的規範理論への招待

ポスト・リベラリズム―社会的規範理論への招待