ヘーゲルは難しい

とりあえず、ヘーゲルの本を読んで分かったことは、とにかく理解するのが難しいということだ。内容を云々する前に、何を言いたいのかということを把握するだけでもかなり大変だ。しばらく忍耐で読み続けるしかないのだろうなあ。
というわけで、きょうは脳が大変疲れた…。
そんなヘーゲルは、さておき、現在読書中なのは『富士日記』。少しずつ読み進めているが、おもしろい。武田泰淳夫婦は、けっこう仲が良い。というか、奥さんの百合さんが、めちゃくちゃ面白い人なのだ。楽しそうな生活をしているなあと、うらやましく思う。
そうそう、最近、またドストエフスキーが読みたくて仕方がない。特に『カラマーゾフの兄弟』が。たしか買って持っているはずだけど、今回は書き込みなどしながらじっくり読みたいので、新しいものを買う予定。『カラマーゾフの兄弟』を自分なりに消化しておきたい。
マルクスに批判ばかりされているフォイエルバッハ君が、可哀想に感じる。きっと草葉の陰で、「なんで俺ばっかり非難するんだ…」と悔しがっているのではないだろうか。フォイエルバッハを応援してあげたい。「フォイエルバッハ君、いっしょにがんばろう!!」
細江光『谷崎潤一郎深層のレトリック』という本が気になるが、値段を見て「え!」と絶句。いったい誰が買うのかと…。図書館とか研究室で買ってもらおう*1

*1:15,750円だそうです。日本文学の研究室で買ってくださいな、と書いておいてみる。