なんとなく感傷的になる

暖かいというより、暑いなあと感じた一日。ひさしぶりに朝から学校に行ったら、寝不足のためか午後になって疲れを感じて仕方がない。なんだか体中が痛くて…。運動不足なのだろう。
波状言論』第5号の鼎談を読む。同世代だけに、気になる話題が多い。私自身が常々思うのは、私の世代というのはいつも出遅れてしまうなあということ。ポストモダンにも出遅れ、もちろんバブルにも出遅れ。いよいよ研究者としてやっていきたい、と思うころになって国立大学は法人化されて、厳しい状況になるし。いつも前の世代のうらやましい姿を見せつけられながら生きてきたというか。ちょっと後の世代になれば、そんなすばらしい時代があったのかどうかも知らないだけに逆にうらやましいと思う。
さあ、前の世代のように自分たちも「おいしい」ところをいただくぞ、という時期になると、「おいしい」ところを前の世代によって取り上げられてしまう。そんな印象をずっと持っている。第2次ベビーブームでやたら同世代の人数は多いし。少ないパイを激しく争ってきた最後の世代でもあるし。(あと学校で体罰を受けても問題にならなかった最後の世代かも?後の世代になって、体罰がかなり問題になっていたし。思えば、校則も厳しかったなあ。そういう問題が一挙に表面化したのは、やっぱり後の世代だった。)まあ、誰かが悪いわけでも、ある世代に責任があるわけでもないけれど、ただこの「出遅れ」感というのはなんとかしたいものだ。一歩先を行ってみたいという願望はある。