“女の子作家”?

“女の子作家”最高潮…芥川賞・直木賞の授賞式
芥川賞授賞式のニュース。かなり盛況だったという。その加熱ぶりはともかくとして、このニュースのタイトルが面白いなあと。「女の子作家」とはよく言ったものだ。新しい文学のジャンルとして「女の子」文学なんてものが出てきたら大変だ。
中国からの留学生の人から、時々聞いたのだけど、中国には「女流文学」という言い方がなかったと。だから、日本に来てみて日本文学の研究をはじめたら「女流文学」というのを見つけて不思議に思ったという。
今では「女流文学」という言い方、以前に散々叩かれていたと思うので(「男流文学」というのもあったし)、あまり聞かなくなったけれど、「女の子」作家というのは、「女流文学」にもましておかしな言い方かもしれない。