最近は論じ方のほうに関心が向いている。毎日、日記を書き続けているが、満足する文章が書けない。いくつか文章作法の本を読んで、方法に関する知識は増えたが、それが実際に応用できていないというか…。
そもそも、知識があってもそれを実践に活かせないのは何故か?実践においてどれだけ理論を使うことができるか。これが重要な問題だ。たとえば、文学理論を勉強して知識として知っていても、それだけでは満足できない。その理論を自分の研究に活かせるまでにならないと。『これが答えだ!』を読みながら感じたのは、書き手の核となる理論がしっかりしていれば、どんな問題が来てもそれなりに「答え」らしき文章は書けるということだ。要するに自分流の「型」が身に付いていれば、文章は書ける。
そう考えると、まだ私には自分の核となる思想なり、理論がしっかりとできていない。いつもその場しのぎで、文章を書いている。そうすると、時間が経ってから読み直すと、考えが矛盾していたりして恥ずかしい。
話は変わるが、著作権というのは本当に必要なのか、ということが気になっている。著作権は本当にクリエイターを保護しているのか。著作権がないと、本当に新しい文化を生むことができないのか。著作権を無視して、海賊版やコピーばかりが横行すれば、文化は廃れるのか。ファイル交換ソフトで逮捕者が出たニュースを読んで、そんなことを感じた。
まずは、著作権の良い点、悪い点を並べる必要がある。誰にとって良いのか、悪いのか。