◆谷崎潤一郎『武州公秘話』中公文庫、1984年7月 1931年から32年にかけて『新青年』に連載された作品。谷崎らしい作品。 武州公は、すぐれた武人であったのだが、実は「被虐性的変態性欲」の持主だった。しかし、公の変態性欲の裏には、「秘話」があった。語…
◆渡部直己『不敬文学論序説』ちくま学芸文庫、2006年2月 1999年に出た単行本に、あらたに付論「今日の天皇小説」を入れたもの。付論では、島田雅彦、星野智幸、阿部和重が論じられている。 「天皇制」を描いた小説はあっても、近現代の天皇(今上天皇)を描い…
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