2005-06-16から1日間の記事一覧

N・ルーマン『制度としての基本権』

◆N・ルーマン(今井弘道・大野達司訳)『制度としての基本権』木鐸社、1989年9月 以前読んだときは、難しくて数ページ読んだところで放棄してしまった。今回は、途中で放棄することなく、最後までとりあえず目を通そうと必死に活字を追った。結果、一通り読み…

講談社文芸文庫編『戦後短篇小説再発見11』

◆講談社文芸文庫編『戦後短篇小説再発見11 事件の深層』講談社文芸文庫、2003年6月 第11巻は、「事件の深層」ということで犯罪にまつわる小説が集められた。この巻は、読み応えのある小説が多い。 武田泰淳「空間の犯罪」…○、上から下を見下ろす視線。 松本…