◆宮本孝二『ギデンズの社会理論――その全体像と可能性』八千代出版、1998年3月 ギデンズの理論の入門書かなと予想して読み始めてみたが、そうではなかった。なので、ギデンズについてほとんど知らない私には、はじめうちは少々難しい本だったが、読み進めてい…
◆小川洋子『薬指の標本』新潮文庫、1998年1月 文庫本にある解説は、布施英利が書いているが、冒頭にこう書いている。「小川洋子の小説ではしばしば、体が消えていく、ことが描かれる。」 これは、たしかにその通りだと思う。指摘通り、表題作「薬指の標本」…
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