2005-04-12から1日間の記事一覧

柄谷行人『意味という病』

◆柄谷行人『意味という病』講談社文芸文庫、1989年10月 以前に一度読んだが、再読してみる。以下の文章に興味をもつ。 私は子供のころ、あるテリトリーの外に出るのが怖かった。今から思えばとるにたりない地域まで歩いて行くことが大冒険だったわけである。…

福田歓一『近代民主主義とその展望』

◆福田歓一『近代民主主義とその展望』岩波新書、1977年6月 前半で民主主義の歴史を振り返り、後半において民主主義の理論を検討、そして今後の展望を論じる一冊。各国において、民主主義がいかに展開してきたか簡潔にまとめてあり民主主義について知るには便…