◆増田聡・谷口文和『音楽未来形 デジタル時代の音楽文化のゆくえ』洋泉社、2005年3月 好著。面白い。「音楽」や「作品」といった自明と思える概念が、実はなんら自明ではない。それどころか、従来の「音楽」や「作品」といった概念では捉えきれないものが、…

◆『小説トリッパー』(SPRING2005)asin:B0007W9DAY 特集が、「ポストライトノベルの時代へ」とあって、大塚英志と斎藤環の対談が冒頭にあるので、興味本位で買ってみた。それから、レベッカ・ブラウン＋柴田元幸＋沼野充義＋小野正嗣のシンポジウム「新しい文…

昨日の日記では、この映画について詳しく書かなかったので、もう少し思ったことを記しておきたい。そもそも、私はこの映画の結末には納得しない。あまりにもご都合主義だと思ったからだ。そのことについて、少し考えてみたい。(以下は、物語の結末を分析して…