新潮文庫の新刊案内を見ていたら、欲しい本がズラリと並んでいる。買い忘れないようにメモしておこう。 ・伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』、『女たちよ!』、『問いつめられたパパとママの本』 ⇒伊丹十三の本が、一気に三冊。どれも読みたいと思っていた本だ…
◆安部公房「けものたちは故郷をめざす」(『安部公房全作品3』新潮社、1972年8月、所収) これは傑作。すごく面白い小説。安部公房には、この小説のように満州を舞台にした、今風のポストコロニアルの分析がふさわしい作品がある。実際、安部公房はクレオール…
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