◆浅羽通明『ナショナリズム』ちくま新書、2004年5月 この本も『アナーキズム』と同様に、とても興味深い一冊だった。日本における「ナショナリズム」の思想史を辿っているのだが、知識人レベルの「ナショナリズム」を分析するだけではなく、大衆文化レベルに…
◆『血は渇いてる』監督:吉田喜重/1960年/松竹/87分 吉田喜重の2作目となる作品。小津の映画では、平均的なサラリーマンを演じていた佐田啓二が、この作品では暗い青年を演じている。 マスコミによって作られた「偶像」を、やがて自分の本当の姿ではない…
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