2006-06-01 リュック・ベッソン『アンジェラ』 映画感想 ◆『アンジェラ』監督:リュック・ベッソン/2005年/フランス/90分 何をやってもダメな男アンドレが、とうとうどん底に陥り、セーヌに身を投げようとしたとき、絶世の美女アンジェラと出会う。アンジェラは、実は天使で、アンドレを救う任務のために地上に降りてきたのだった。アンジェラのおかげで、窮地を脱したアンドレは、自分の本当の心を知る。 都市に舞い降りた天使といえば、たとえばヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』を思い出す。ベッソンは、本作を白黒で撮っているし、ヴェンダースを意識しているのかもしれない。