『きょうのできごと』というタイトルの持つ雰囲気が良いと思う

柴崎友香きょうのできごと河出文庫
たしか保坂和志がこの作家を評価していたなあと思い出して買ってみた。そうしたら、解説が保坂和志だった。「ジャームッシュ以降の作家」という解説を書いている。これも面白そうだ。
この『きょうのできごと』という小説、映画になった*1。明日から公開だという。そういえば、この間『息子のまなざし』をテアトル梅田で見たのだけれど、そこのロビーに貼ってあった『きょうのできごと』のポスターを眺めていたら、明日は舞台挨拶があるみたいだった。うーん、行ってみようかな。テアトル梅田は小さい映画館だから、最前列の席に座ると、すぐ目の前で挨拶が見られるのがおいしい。