〔本〕のメルマガvol.160.5(2003年12月1日発行)が届く。特集は、この前から日記で関心があると書いた『魂の労働』について。この本の著者の渋谷望氏も寄稿していた。この中で、まずハンナ・アーレントが『人間の条件』で提出した、労働、仕事、活動のヒエラルキーが問い直される。
そして、とりわけポストフォーディズムでは、労働と活動の区別がつかなくなる、という点が重要だ。
そうなると、今度は何が労働で何が活動であるか、線引きが行われる。例として挙げてあったのが、「プロ」と「アマチュア」についてだ。
このメルマガを読んで、労働と活動の区別が成立しにくくなるというところで、ふとこれは著作権の問題と関わるのかと思った。
いろいろ考えることがあって、まだ自分のなかで明確にアイデアがまとまっていないのだが、実際本を読んでもう一度考えよう。文学の研究にも応用できるだろうか…