2007-10-02から1日間の記事一覧

寺山修司『家出のすすめ』

◆寺山修司『家出のすすめ』角川文庫、1972年3月 「家」とは「ある」ものではなく「なる」ものだという。関係が相対的であるという考えは、今では当たり前になってしまったが、寺山の時代ではものめずらしい思想だったのだろうか。書かれた当時は、どの受容さ…