◆谷崎潤一郎『蓼喰う虫』新潮文庫、1951年10月 昔は谷崎の小説が苦手だったが、この頃読むのが面白くなってきた。特に昭和になってから書かれた作品がいい。 この小説も、谷崎らしく一風変わった夫婦が登場する。斯波要(かなめ)と美佐子夫婦は、性格の不一致…
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