2005-11-27から1日間の記事一覧

青山真治『死の谷'95』

◆青山真治『死の谷'95』講談社、2005年11月 「次郎」という名前が登場したあとに、彼の兄の名前は「一郎」であることが語られる。そして、漱石の『行人』が当然のように想起される展開。もうこの冒頭部分だけを読んだだけで、漱石ファンとしては、この後小説…