2005-07-05から1日間の記事一覧

川端康成『女であること』

◆川端康成『女であること』新潮文庫、1961年4月 文庫本で600ページ弱ある長編小説。物語の中心となる人物は、市子、さかえ、妙子という3人の女性である。市子は、有能な弁護士である佐山の妻。妙子の父親は、麻薬に溺れ、男女関係のもつれから殺人事件を起こ…