2004-11-19から1日間の記事一覧

市川浩『<私さがし>と<世界さがし>』

◆市川浩『<私さがし>と<世界さがし>』岩波書店、1989年3月 市川浩といえば身体論である。身体論といえば市川浩なのである。というわけで、一時期は多くの研究者や批評家が参照していた。日本近代文学研究も例外ではない。いまでも現象学をかじった人は、…