2004-09-02から1日間の記事一覧

それは結局「批判」の問題なのだ

◆柄谷行人『探究Ⅱ』講談社 上記のようなことを考えながら、『探究Ⅱ』を読んだ。実は、これまで『探究Ⅰ』も『探究Ⅱ』も読んだことがない。というか、避けてきた。柄谷行人の文学関係の評論は好きなのだけど、哲学関係は私にはよく理解できないからだ。とは言…

昨日(2004年9月1日)の日記のつづき

さて、危うさを含んでいるけれど、先にも述べたように、本書は文学研究の現状批判は傾聴に値するところがある。そのうちの一つに、私が以前考えていたことと近いことが書かれてあった。 私がこの日の日記*1のなかで書き殴ったことは、こういうことだ。つまり…